『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第四十章】天下の物は有より生じ、有は無より生ず。アインシュタイン「エネルギーと質量は互いに変換可能です。」

車中泊と老子,『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)

第四十章

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。

書き下し文

はん)とは(みち)(どう)(じゃく)とは(みち)(よう)

天下(てんか)(もの)(ゆう)より(しょう)じ、(ゆう)()より(しょう)ず。

現代語訳(超訳)

根元こんげんに回帰していくのが道の運動であり、柔弱じゅうじゃくなのが道の作用です。

世の中の物は形のあるものから生まれ、形のあるものは形のないもの(「道」のこと。エネルギー)から生まれます。(※アインシュタインの特殊相対性理論e=mc2、エネルギーと質量の等価式)

※次章:『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第四十一章】下士は道を聞かば、大いにこれを笑う。笑わざらば、以て道と為すに足らず。

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