『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十六章】道ならば乃ち久し。身を没するまで殆うからず。
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文虚きょを致(いた)すこと極(きわ)まり、静(せい)を守(まも)ること篤(あつ)し。
万物(ばんぶつ)並(なら ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十五章】儼としてそれ客のごとく、渙としてそれとけるがごとく、敦としてそれ樸のごとく、曠としてそれ谷のごとく、混としてそれ濁れるがごとし。
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文古(いにしえ)の善(よ)く士(し)為た)る者(もの)は、微妙(びみょう)にして玄(げん)通つうし、深(ふか)きこと識(し ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十四章】無状の状、無物の象
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文之(これ)を視(み)れども見(み)えず、名(な)づけて微(び)と曰いう。
之(これ)を聴(き)けども聞(き) ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十三章】吾れに大患有るゆえんの者は、吾れに身有るが為めなり。吾れに身無きに及びて、吾れに何の患いか有らん。
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文寵(ちょう)辱(じょく)に驚(おどろ)くが若ごとくし、大患(たいかん)を貴たっとぶこと身(み)の若ごとくす。
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十二章】五色は人の目をして盲せしめ、五音は人の耳をして聾せしめ、五味は人の口をして爽わしめ、馳騁田猟は人の心をして狂を発せしめ、得難きの貨は人の行ないをして妨げしむ
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文五色(ごしょくは人(ひと)の目(め)をして盲もうせしめ、
五音(ごおん)は人(ひと)の耳(みみ)をして聾(ろ ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十一章】故に有の以て利を為すは、無の以て用を為せばなり
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文三(さん)十(じゅう)の輻ふく、一轂(いっこくを共(とも)にす。
其(そ)の無(む)に当(あ)たりて、車(く ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第十章】之を生じ之をやしない、生じて有せず、為してたのまず、長じてさいせず。是れを玄徳という。
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文営魄《えいはく》を載(の)せ抱一(ほういつ)させ、能(よ)く離(はな)すこと無(な)からん乎《か》。
気(き) ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第九章】功遂げて身退くは、天の道なり
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文持(じ)して之(これ)を盈(みたすは、其(そ)の已《や》むるに如(し)かず。
揣《し》して之(これ)を鋭(する ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第八章】上善は水のごとし
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文上善(じょうぜん)は水(みず)の若ごと)し。
水(みず)は善(よ)く万物(ばんぶつ)を利(り)して争(あらそ) ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第七章】ここを以て聖人は、その身を後にして身は先んじ、その身を外にして身は存す。その私無きを以てにあらずや。
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文天(てん)は長(なが)く地(ち)は久(ひさ)し。
天地(てんち)の能(よ)く長(なが)く且(か)つ久(ひさ)し ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六章】谷神は死せず、これを玄牝という
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文谷神こくしんは死(し)せず、是こ)れを玄牝(げんぴん)と謂(い)う。
玄牝(げんぴん)の門(もん)、是こ)れを ...
『老子』全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第五章】多言はしばしば窮す、中を守るにしかず
※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文天地(てんち)は仁(じん)ならず、万物(ばんぶつ)を以(もっ)て芻狗《すうく》と為(な)す。
聖人(せいじん) ...