『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第七十章】ここを以て聖人は、褐(かつ)を被(き)て、しかれども玉(ぎょく)を懐(いだ)く。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文吾(わ)が言(げん)は甚(はなは)だ知(し)り易(やす)く、甚(はなは)だ行おこない易(やす)し。
而《しか ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十九章】兵を用うるに言(げん)あり。吾れあえて主(しゅ)と為らずして客(きゃく)となり、あえて寸(すん)を進まずして尺(しゃく)を退く、と。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文兵(へい)を用もちうるに言(げん)あり。
吾(われ敢(あえ)て主しゅと為(な)らずして客(きゃく)と為(な ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十八章】よく士(し)たる者は武(ぶ)ならず。よく戦う者は怒(いか)らず。よく敵に勝つ者は与(とも)にせず。よく人を用いる者はこれが下(しも)となる。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文善(よ)く士(し)為た)る者(もの)は武(ぶ)ならず。
善(よ)く戦(たたか)う者(もの)は怒いからず。
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十七章】『老子の三宝』我れに三宝(さんぼう)あり、持(じ)してこれを保つ。一に曰(いわ)く慈(じ)、二に曰く倹(けん)、三に曰く敢(あえ)て天下の先(せん)とならず、と。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文天下(てんか)、皆(みな)謂(い)う、我わ)れは大(だい)にして不肖(ふしょう)に似(に)たり、と。
夫そ ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十六章】江海(こうかい)のよく百谷(ひゃっこく)の王たるゆえんの者(もの)は、そのよく之(これ)に下るを以て、故によく百谷の王たり。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文江海こうかい)の能(よ)く百谷ひゃっこくの王(おう)為た)る所以(ゆえん)の者(もの)は、其(そ)の善(よ)く之(これ ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十五章】智を以て国を治むるは、国の賊(ぞく)なり、智を以て国を治めざるは、国の福(ふく)なり。この両者を知るはすなわち稽式(けいしき)なり。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文古(いにしえ)の善(よ)く道(みち)を為(な)す者(もの)は、以《もっ》て民たみを明(あき)らかにするに非あら)ず、将 ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十四章】合抱(ごうほう)の木も毫末(ごうまつ)より生じ、九層の台(うてな)も累土(るいど)より起こり、千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文其(そ)の安(やす)きは持(じ)し易(やす)く、其(そ)の未(いま)だ兆(きざ)さざるは謀(はか)り易(やす)し。
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十三章】是(ここ)を以て聖人は、終(つい)に大を為さず。故によく其の大を成す。イチロー「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道だと思ってます。」

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文為(な)す無(な)きを為(な)し、事(こと)無(な)きを事(こと)とし、味無(あじな)きを味(あじ)わう。
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十二章】求めば以て得、罪有るも以て免(まぬが)るといわずや。故に天下の貴(き)となる。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文道(みち)とは万物(ばんぶつ)の奥(おう、善人(ぜんにん)の宝たから、不(ふ)善人(ぜんにん)の保(たも)つ所(ところ ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十一章】大国は下流なり。天下の交(こう)なり、天下の牝(ひん)なり。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文大国(たいこく)は下流(かりゅう)なり。
天下(てんか)の交こうなり、天下(てんか)の牝ひんなり。 ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第六十章】大国を治むるは、小鮮(しょうせん)を烹(に)るがごとし。

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文大国(たいこく)を治おさ)むるは、小(しょう)鮮《せん》を烹《に》るが若ごとし。
道(みち)を以(もっ)て天 ...
『老子』:「禅」の源流、全文 書き下し文と現代語訳(超訳)【第五十九章】人を治め天につかうるは、嗇(しょく)にしくはなし。老子「倹約こそが人を自由にする最強の習慣である。」

※書き下し文、現代語訳は、蜂屋 邦夫先生著『老子』 (岩波文庫)を参考にしました。
書き下し文人(ひと)を治(おさ)め天(てん)に事つかうるは、嗇《しょく》に若しくは莫なし。
夫それ唯(ただ嗇《しょく ...